今回は、『大棗(タイソウ)』についてお届けします。
『大棗(タイソウ)』は、クロウメモドキ科のサネブトナツメの成熟果実を乾燥したものです。
『大棗(タイソウ)』は、なるべく肉の厚いものほど良く、大きい棗であれば良いということで『大棗』と言われるようになりました。また、夏(ナツ)になると芽(メ)が出るので『ナツメ』ともいわれます。
『大棗(タイソウ)』の味は、甘いです。甘味で成分で、胃腸を養い、自律神経も整えます。また、筋肉の急な痛みに使われます。
(効能)
胃腸機能の調整、鎮痙
『大棗(タイソウ)』の含まれる漢方処方薬として
『葛根湯(カッコントウ)』『甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)』など広くがあります。