今回は、『牡蛎(ボレイ)』についてお届けします。
『牡蛎(ボレイ)』は、カキ科のカキの貝殻を乾燥したものです。
『牡蛎(ボレイ)』の主成分は炭酸カルシウムです。これは、石膏の硫酸カルシウムと比べると水に溶けやすいです。
カルシウムは、精神を安定させるほかに、各種の炎症、皮膚疾患、アレルギー症状を改善する効果があります。
(効能)
鎮静、収れん
『牡蛎(ボレイ)』の含まれる漢方処方薬として
『柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)』『桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ』などがあります。