今回は、『地骨皮(ジコッピ)』と『枸杞子(クコシ)』についてお届けします。
『地骨皮(ジコッピ)』は、ナス科のクコの根の皮を乾燥したものです。
『枸杞子(クコシ)』は、ナス科のクコの成熟した果実を乾燥したものです。
『地骨皮(ジコッピ)』は、滋養強壮と解熱作用があります。
『枸杞子(クコシ)』は、滋養強壮と肝と腎を補い眼の病気に使われます。
同じ生薬で、使う部分が異なると、似ているところもあるし、違うところもあります。
興味深いです。
『地骨皮(ジコッピ)』の含まれる漢方処方として『清心蓮子飲(セイシンレンシイン)』などがあります。
『枸杞子(クコシ)』の含まれる漢方処方として『杞菊地黄丸(コギクジオウガン)』などがあります。