【ゴールデンウィークにお勧めの映画】「王様の薬膳」

こんにちは回徳堂薬膳部部長の加藤美恵です。

ゴールデンウィークにおすすめの薬膳が出てくる映画をご紹介させていただきます。

「見る薬膳」

「見る薬膳」というキャッチコピーで紹介されていた「王様の漢方」という映画を紹介させていただきます。 

簡単なあらすじ

〜北京の名漢方医と出会って自分の長年の持病を治した日本人のビジネスマンが、漢方で一儲けしようと「漢方旅行ツアー」を企画し、心と体に様々な悩みを抱える日本人の一行をつれて万里の長城の麓に合宿します。大自然の中でそれぞれが漢方の極意に触れ、生きるための知恵と勇気を得る体験をする〜
というような内容です。

「看菜(カンツァイ)」

私が一番面白いと思ったのが「看菜(カンツァイ)」をするシーンです。
「看菜(カンツァイ)」の「看」は宮廷の御殿医秘伝の診察法のことで、主に初診の時に用いられました。

「看菜(カンツァイ)」とは食べたいものが体が欲しているものと考え、食べたもの、残したものでその人の気(気)を診断します。かつての御殿医は皇帝の脈をとったり、問診することを許されなかったので、ドアの隙間からこっそりと皇帝の食事を除き、食べ残したもので診断を下したそうです。

この映画にで出てくる薬膳料理は全て北京釣魚台国賓館総料理長が作った本物の宮廷薬膳とのことで、サソリや蛇やカタツムリ冬虫夏草にスッポンなどとても興味深い料理が数々出てきます。

映画の中の漢方医はその「看菜(カンツァイ)」で、見事にそれぞれが抱える問題を見抜きます。だからと言って何か指摘する訳ではなく、漢方の智慧と大自然の力でそれぞれの体も心も癒していきます。

 

余談ですが、あの有名な「ウォーキングデッド」に出ているノーマンリーダースも出ているのです!

ぜひ、見てみてくださいね!

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