【蒸す】はこの時期におすすめの調理法
【薬膳では調理法も重要です】
例えば、山芋は擦ってトロトロにして食べると潤い効果、熱を加えると滋養強壮効果があるとされます。胃腸を元気にするジャガイモもフライドポテトにして食べた場合は油が胃腸の負担となりますよね。
梅雨は胃腸を大切に
梅雨の薬膳は、湿邪にいちばん影響されやすい胃腸の働き(脾)をメインに考えます。
脾には喜燥悪湿(湿気を嫌い乾燥を好む)という特徴があるので、湿を取り除く利水作用のあるものや、脾の働きを促進させる温性で甘味の食薬を選ぶようにします。
湿邪に影響されると胃腸の働きは弱り、栄養補給や水はけも悪くなって免疫力低下の原因にもなります。胃腸に負担をかけない蒸料理はこの時期おすすめなのではないでしょうか。
蒸籠(せいろ)蒸しの魅力
- 油を使わないためカロリーや脂質の摂取が抑えられる=ダイエットに最適
- 湯気による蒸し調理は、食材本来の味や香りを引き立て、素材の持つミネラルなどの有効成分もじっくり引き出される=健康で美味しい
- 食材をせいろに載せ、蓋をして湯気で蒸すだけなので手軽=一人ご飯にぴったり
- 胃腸に負担をかけない=夜遅く食べる人におすすめ
- 見た目も美しい=食べるのも作るのも楽しい
こちらは私が愛用している無印良品の小さめ蒸籠(990円)→
蒸篭を買うには合羽橋の「万糧」も良いですよ!
蒸籠(せいろ)で作ってみました!
旬のアスパラを使って
【アスパラ】
薬膳では元気や潤いを補うときに使います。
健康効果の高いビタミン類、生活習慣病予防のルチン、疲労回復に効果のあるアスパラギン酸などが豊富です。
健康効果の高いビタミン類、生活習慣病予防のルチン、疲労回復に効果のあるアスパラギン酸などが豊富です。
←緑、白、紫の3色アスパラの蒸籠蒸し
脾を元気にする黄色い食べ物で
五行学説では黄色と甘味が脾と関連しています。
黄色い食材をメインに作ってみました。
おひとり様のランチも
蒸し野菜とベーグルでおひとり様のお手軽なランチを作ってみました。ベーグルはもちもちしていてとてもおいしかったです。ぜひやってみて下さいね!
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