
三寒四温をくり返しながら、身体がゆっくり春へと切り替わるこの季節。
先日3月15日(日)のワークショップでは春の不調をテーマに、食べる!学ぶ!作る!の3つのアプローチで春の養生を深めました。
参加者の皆さんが「なるほど」と「おいしい」を同時に体験できる、学びと実践が一体になった時間になったのではないかと思います。
最初のプログラムは、春のデトックスを助ける薬膳肉まんづくり。
春に弱りやすい「肝」をいたわるため、春の不調に効く具材をフィリングにしました。
講座の限られた時間の中で生地の発酵から作った肉まんでしたが、皆さんの協力もあってフカフカに蒸し上がりました。
「薬膳って難しそうだったけど、こんなに身近でおいしいんですね」という声も。
食べながら学ぶことで、身体が求める味や香りを実感していただけたようです。
続いては、春の不調を五行思想で読み解く座学。
春=木の季節。
伸びやかに広がるエネルギーが特徴ですが、気温差や環境の変化で「肝」の働きが乱れやすく、イライラ、目の疲れ、肩こり、自律神経の不調などが起こりやすい時期でもあります。
座学では、
• 肝の役割
• 春に出やすい不調のサイン
• 食材・生活習慣でできるセルフケアを、整理してお伝えしました。
五行式体表を読み解く課題には、班長さんを中心に自分の考えを皆が発信できたのではないでしょうか。
最後は、五行の「五色」をテーマにした蒸籠蒸しのアレンジ体験。
青(緑)・赤・黄・白・黒の食材をバランスよく組み合わせることで、見た目の美しさだけでなく、何色がどの五臓に効かせる食材か実際のアレンジで学んでいただきました。
皆さんがアレンジした蒸籠はまるで春の花畑のよう。
「色を意識するだけで、こんなに整った一皿になるんですね」との声もあり、五行の知恵が日常の食事作りに取り入れやすいことを実感していただけました。
今回のワークショップは、春の身体をやさしく整えるためのヒントがぎゅっと詰まった時間となりました。
食べること、学ぶこと、作ること。そのすべてが「自分の身体を大切にする」ことにつながるという気づきを、参加者の皆さんと共有できたことが何よりの収穫です。
次回も、季節と身体をつなぐ薬膳の知恵を、楽しく・おいしく・わかりやすくお届けしていきます!
4月19日(日)「七つの感情を知って薬膳茶で整える」もお楽しみに!!

