健康を維持するには交感神経と副交感神経のバランスが大切です。また、病気の予防や病気を治すのは体に備わった免疫力が肝心です。

免疫力を見るのはリンパ球と顆粒球(好中球+好酸球+好塩基球)の割合です。

自律神経(交感神経と副交感神経)がバランスよく働いて健康な状態の時は

血液 1m㎥あたり白血球は4000から6000個くらいです。

白血球の中のリンパ球と顆粒球のバランスは

54~60%の顆粒球と35~41%のリンパ球と5%のマクロファージの割合が理想的です。

理想に近いと治す力も十分備わっています。不快な症状や病気になっても早く回復します。

ストレスが多い状態では交感神経に傾く顆粒球が増えます活性酸素により炎症や潰瘍がおこり病気を引き起こします。

副交感神経が優位に働くとリンパ球は活性化し増加します。

また、リラックスの過剰の楽しすぎる過ごし方で副交感神経に傾きすぎるとリンパ球が増えて小さな物にまで反応してアレルギー疾患を引き起こします。やはりバランスが大切です。

ストレスの種類は

肉体的ストレス:働きすぎ、食べ過ぎ、運動のしすぎ、睡眠不足

精神的ストレス:人間関係、家族の問題、介護

業務環境ストレス:座りっぱなし、立ちっぱなし、昼夜逆転の就労、冷たい場所、化学薬剤使用業務、耳や喉、目の酷使業務

自然環境ストレス:大気汚染、水質汚染、海の中、山の中、強烈な紫外線

酒:少量の酒はストレス解消しリラックスします。アルコール度数の強い酒や量の多い飲酒は交感神経緊張状態になります

薬:化学薬剤は交感神経の緊張を招きます。急性期だけの服用にして身体全体を考慮して治す漢方薬の方が良いです

 

シャワーより断然、入浴

湯船につかって温まるほうがリンパ球は理想的になります。シャワー派は顆粒球が多くなります。入浴はしっかりと湯船につかって体温を上げ自律神経のバランスを整える。

仕事などで緊張が続く方は全身浴なら10分、半身浴なら40分くらいが良いそうです。