症例1)55歳 女性
外出することが不安、緊張する。
手のひらに汗をかく。上半身に違和感を感じる。落ち着いていられない。
不安を和らげる漢方薬と疲れを緩和する漢方薬を一か月お出しする。
圧迫感は疲れているときだけになった。
同じお薬を続けて5か月間、内服する。
症状が良くなったので、漢方薬は終了する。
(感想)この方は、最初は不安感があり、外出も難しかったです。漢方薬を続けて、徐々に良くなられました。途中、ペットが亡くなる悲しい出来事もありましたが、お元気になられました。
症例2)13歳 女性
気分が落ちて、不登校になった。
コロナの感染が流行り始めたころ、気分が落ちて不登校になった。本も読むことができない。ゲームしかできない。食生活は、飲み物の摂取は少なく、朝食は多くはパンとスープ。
消化機能を整えて身体の元気を回復させる漢方薬を1か月お出しする。食生活を伺うと、栄養のバランスが良くない様子。エネルギーが不足しているように見える。
絵が描けるようになった。
同じ漢方薬を2か月お出しする。
少しずつ改善している様子。漢方薬継続中。
(感想)感染症が流行る中、生活のサイクルも変わり、今までとは違うストレスを感じることが増えてきたようです。漢方薬を飲み始めて、体力がついきたため、少しやる気も出てきたと思います。