
風邪を引いて長引く咳が止まらない、痰も少ないけど絡む、声が出にくいという症状のご相談が増えてきています。
これは痰の少ない乾燥性の咳です。
「肺」は乾燥に弱い臓器です。冬の乾燥した空気で肺がダメージを受けます。長引く咳で肺の潤いも少なくなります。空咳や話していると止まりにくい咳、咽喉がいがらっぽい、くちが渇きやすい
漢方の考え方には呼吸の吸う力は腎の力、吐くのは肺の力と言われています。長引き、ご年配の方は腎の力もを増す漢方薬も一緒に服用していただくと早く治りが速くなります。
60代の方
以前喘息の経験があります。
風邪を引いたのが原因で夜になると咳が続き寝付くのに時間がかかります。布団から出る前に咳が出てヒューヒュー、ゼイゼイ、ゴホンゴホンという咳がでる時もある。夜中に咳で目が覚めることもある。痰はあるが色はついていない。肺を潤す漢方薬と補腎薬を一緒に服用する。
喉の乾燥感は少なくなり、ヒューヒューとはならなくなりました。
夜も6時間は起きずに寝られるようになりました。
養生としてレンコンのすりおろしと蜂蜜をを混ぜて食べる様にされているそうです。レンコンは陰虚の方には良い食材ですね。






