急に寒くなりドライアイを感じる方も多いです。

症状としては

目の乾燥感や目がゴロゴロするなどの異物感、目の疲れ、かすみ、光がまぶしい、逆に涙がでるなどがあります。

東洋医学的には陰虚(いんきょ)です。涙液、血液などの陰の成分が少ない状態。

原因としては

①眼をスマホやPCなど使いすぎてまばたきが減少している。使いすぎて患部に熱を持ちやすい。コンタクトレンズの使用で涙が蒸発しやすい。

②更年期などの女性ホルモンの変化や加齢による涙の分泌減少

③ストレス(緊張が続く)睡眠不足

④抗ヒスタミン剤、抗うつ薬、降圧剤などで涙が減少する事があります。

疾患としては

シェーグレン症候群やレーシックなどで涙の分泌が少なくなるなどがあります。

漢方薬は

腎の陰を補う補腎丸や涙液の源を補う処方になります。

血虚による目の乾燥タイプには血を補う処方などになります。

日常の注意

部屋の湿度を50~60%程度にに保つ。

ホットタオルで目を温める

まばたきを多くする。

目を動かす運動をする(遠く、左右、回転)

肩こりや首筋のこりをほぐす(ストレッチをする)

甘いものが多くならない様にする。(白砂糖製品は乾燥をさせる)

ビタミンA,E,Cを積極的に摂る(緑黄色野菜や卵、青魚など)