更年期はホルモンバランスの乱れから起きてきます。
良く起こる症状
月経が不規則になる。不眠、ホットフラッシュ、汗、頭痛、めまい
腰や手足は冷える、イライラしたり気分が落ち込む
期間的には閉経前後の10年間と言われています。短い方や症状を感じない方もいます。
卵巣は年齢と共に大きさも小さくなります。卵を育てられなくなってもホルモンは脳の視床下部から作られていますが、すぐに認識できずに、卵を作る様に命令がつづきます。それが色々な症状になってきます。脳が徐々に認識すると症状は治まります。
東洋医学では
自律神経のバランスを整える漢方薬の組み合わせが考えられます。
子宮や卵巣に良い漢方薬も合わせて服用していただき方が多いです。
症例:不眠と頭痛
50歳女性
2年前から不眠になり、年齢的に更年期と思い、婦人科に受診。
ホルモン療法を奨められホルモンパッチを使用していた。最初は効果があった。使っていくうちに効果が以前ほどなく、眠れない。眠れないと頭痛もともなう。また。イライラもしてくる。
◎子宮や卵巣からの熱が上昇して頭に熱がこもって眠れないと判断し上昇の 熱を冷ます漢方薬
◎更年期の自律神経に作用する漢方薬
☆1ヶ月後 イライラも少なくなってきている。睡眠の導入が良い感じで自然い眠れる日が多くなっている。
☆3ヶ月後 体調は良くなり漢方薬は減量して服用中です。