更年期障害によく使われる漢方薬

更年期障害は、閉経期の女性に特有の、多種多様な精神的・身体的な訴えのある病気になります。女性の生理現象に伴って発症するものをいいます。

①加味逍遙散(カミショウヨウサン)

生薬;柴胡、当帰、芍薬、白朮、茯苓、生姜、薄荷、山梔子、牡丹皮、甘草

体質;肩がこり、疲れやすく、不安な方。

②逍遥散(ショウヨウサン)

生薬;柴胡、当帰、芍薬、白朮、茯苓、生姜、薄荷、甘草

体質;疲れやすく、不安な方。

③当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

生薬;当帰、芍薬、白朮、川芎、茯苓、沢瀉

体質;疲れやすく、腰脚の冷えやすい方。

④桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

生薬;桃仁、牡丹皮、桂枝、芍薬、茯苓

体質;冷えやのぼせのある方。

⑤温経湯(ウンケイトウ)

生薬;桂枝、呉茱萸、当帰、川芎、芍薬、牡丹皮、麦門冬、阿膠、人参、甘草、生姜、半夏

体質;手足がほてり、のどが渇く方。

お一人お一人の方のその時の病態・症状に合わせて、ご提案していきます。是非、ご相談下さい。