お腹は、様々なことが引き金となって痛くなります。お腹の消化器系の腹痛についてです。腹痛の原因としては、食べ物の不摂生、お腹の冷えがあります。脂っこい物や辛い物の摂りすぎや冷たい物の食べ過ぎや飲みすぎ、などがあります。また、食生活に問題がなくても腹痛が起こる事があります。消化器系の機能が低下したり、ストレスがかかったりして起こります。
胃腸の機能は脾胃(五臓六腑の肝胆、心小腸、心包三焦、脾胃、肺大腸、腎膀胱の中の脾胃)、ストレスでは肝(五臓の肝、心、脾、肺、腎の中の肝)と深く関係していると考えます。
◎お腹が冷えて痛みます。
痩せ気味の体格の方です。胃腸が冷たく、下腹部が痛いです。便秘と下痢を繰り返します。気持ちはモヤモヤします。
☆(薬局)最初のご相談は、冷え症がひどいという事だけをお伺いし、婦宝当帰膠を飲んでいただきました。その後、胃腸が冷えて痛いという事で来店されました。身体を温めるために婦宝当帰膠は1日1回飲むことを続けて頂きました。そして、胃腸を温める漢方薬と肝の気を緩める漢方薬を飲んでいただきました。
◎(お客様)胃腸の冷え、腹痛が減ってきました。まだ、下痢と便秘になることはありますが、下痢の回数は減ってきました。
(◎お客様 ☆薬局)
(感想)もともと胃腸が丈夫でないために、ほんの少しのストレスでも胃腸の機能が失われて、お腹が痛くなっているようです。まずは、身体を温めていくことを考えました。そして、『の』の字を書くようにお腹をマッサージすることをおすすめしました。そうすると、腸の蠕動運動が改善されます。胃腸の機能を高めつつ、ストレスを緩和していくことでお腹の痛みが減少していると思います。
お一人お一人の方のその時の病態・症状に合わせて、ご提案していきます。是非、ご相談下さい。