不正出血が続くパターンの原因はいろいろあります。

症例① 40代

子宮内膜増殖証の傾向があります、血液検査の結果「黄体ホルモンのバランスが悪くなっています。」
ピルと黄体ホルモンの服用中に出血してきて止まらない。頭痛はあるが腹痛はない。

漢方薬2週間服用後は完全に不正出血が止まった。

月経も29日周期の普通状態に戻ったと喜ばれていました。

40歳過ぎてきますと排卵障害も起きやすくなりエストロゲンが長期にわたり分泌されてきます。ストレスがあると余計に無排卵を誘発します。すると子宮の内膜が増殖傾向になります。例えばホルモンバランスが円形とします。そこの一部が凹だとします。凹んだ部分に外からのホルモンで埋めるのではなく、へこみを内側から盛り上げて修正していくのが漢方薬です。身体のバランスの整え方が西洋医学と違います。

症例② 40代

半年くらい前から、月経不順になってきている。数カ月、月経が来なかったり、来ると生理痛もあり、ダラダラと少量出血が続き止まらない。子宮筋腫は小さいのがいくつかあるが問題ないとされている。ホルモン検査は異常はなくピルの服用をすすめられましたが服用しても少量出血は続いている。プレ更年期じゃないかとご相談に来店されました。月経前後に頭痛がある。

子宮出血に効果的な漢方薬が何種類かあります。全体的に色白、冷え性のタイプの方なので補う漢方薬を選んだ、止血効果のある生薬を使用の薬方で出血はすぐに止まりました。
次に根本的な漢方薬に移行し完治にむけて改善中です。