◎症例1 41歳の方
1昨年から体外受精を始め、度重なる採卵で卵胞が出来なくなり採卵も半年出来ない状態のご相談でした。FSHも高くなり卵巣の働きが低下している状態です。
3ヶ月は漢方薬で体質改善に専念し、ホルモン剤関係はお休みにするとご本人は話していました。ご自分だけのホルモンの流れにしていけばまた卵巣に卵胞が育ってくるはずです。FSH改善の漢方薬と卵巣を主体にした漢方薬2種類とと身体の組織の代謝をあげるように補助剤で様子を見まていきました。
2ヵ月後に病院を再開しました。月経3日目 FSHは20代と高めでしたがその他の値が良かったので採卵周期となり久しぶりに2個採卵できて受精認、胚盤胞凍結まで出来ました。後は移植を待つのみです。
◎症例2 40歳の方
2年前から体外受精を始められています。10回の採卵は注射とクロミッド服用で卵胞を育てています。未熟卵、空胞などで良い卵子が育っていないと話されていました。
次の採卵の前に体質改善を希望していました。ホルモン値は良い数値でした。この場合は疲れた卵巣を休ませて活性化をはかると良い結果が出ます。
卵巣に血流を良くする漢方薬と補助剤として細胞のミトコンドリアを活発に働く様に2種類を服用して頂きました。
3ヶ月後の採卵では今までにはない数となりました。両方の卵巣から採卵ができ、ドクターも数に驚いていたようでした。胚盤胞の凍結胚が5個。次周期は移植周期になりました。その中の1個を移植、妊娠反応陽性とお知らせを頂き順調に過ごされています。ご本人様も「諦めないで良かった!」と喜ばれていました。