体外受精・採卵期は
体外受精をされる方は是非卵巣を元気にするための漢方薬で体質のレベルアップと生活を見直しましょう。採卵回数をすくなくする意味でも、最短でも血液が一巡する3か月前からが良いと思います。
体外受精は卵巣に沢山卵を作ります。そのために排卵促進剤やHMGの注射により卵を育てます。排卵促進剤は種類があります。良く使われるのはクロミッドやレトロゾールです。その方により薬剤の感受性が違い、全然卵ができない方と沢山できる方がいます。卵の成長とともにE2のエストロゲンが多くなります。卵1個につきE2は150~250くらいの場合が多いです。例えば採卵時期にE2が800と言われた場合は3~4個の成熟卵が出来ている可能性があります。卵はかならずしも成熟卵だけではなく空胞(から)や未成熟卵の時もあります。
採卵周期は卵巣に負荷がかかります。沢山卵ができるということはそこに熱が集まると考えてみてください。卵巣の傍には子宮があります。卵巣に負荷がかかりますと子宮の状態は着床に万全といえなくなります。移植は次の周期にされたほうが自店のお客様では成功率が良くなるようです。凍結卵は4細胞期、8細胞期や胚盤胞まで育ててから凍結するなどあります。
からだの中心にある任脈と衝脈の流れを良くすることが大切です。漢方薬はこの妊娠に関係する経絡に積極的に働きます。
日常生活では冷やさない食べ物、タケノコや山菜などアクが強いものは控えしょう。浴槽には必ず入りましょう。早めに寝ましょう。足首や三陰交を冷やさず、積極的に温めましょう。身体の全体が温まるとオリモノの量が多くなったり、もちろん生理痛も軽くなります。