オリモノは月経周期や年齢で変化しています。

オリモノも月経と同様に周期によって変化します。オリモノによりいつも膣は潤った状態を保っています。無色無臭なので普段は気にならないのですが子宮や膣のトラブルにより変化します。

色やにおい、量が変化したときは注意が必要です。下着についたオリモノは乾燥すると白っぽくなったり、黄色味がかって少し酸っぱいにおいがすることもあります。おおまかな排卵日や月経開始の目安になります。

20代の身体の成熟期は女性ホルモンの分泌もピークになり。量は増える年代です。においは強くありません。

閉経後は女性ホルモンの分泌がストップするのでオリモノの量は減少します。膣内の自浄作用が減少します。膣炎にならない様にご注意しましょう。

骨盤内が冷えている方は透明なオリモノが多くなり、骨盤内に炎症や熱がこもっている方は黄色っぽく色のついたオリモノが多くなりますが痒みや痛みはありません。

骨盤内の環境を漢方薬で整えましょう。

20代後半の方

「いつもどちらかと言うとオリモノは多い。月経前になると特にオリモノの量が増え、乳輪のあたりも痒みがある」とご相談にこられました。

漢方薬は月経前の体温上昇に対して体の余分な熱をためない様にする作用の処方にしました。3か月ほどで改善しました。その後は夏の暑くなる時期だけ時々服用されているようです。