月経血は子宮内膜を知る手がかり

子宮内膜の状態を知る手がかりの一つとして月経血の状態があります。経血の色は鮮血、経血量は内膜の脱落により2日目あたりまでが多くてその後少しづつの方や一定の量で5日間とか人によりマチマチです。出血期間が3日以上ありますと内膜に着床可能状態と言われています。

子宮内膜の厚さは卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンで決まります。特にプロゲステロンが内膜の厚さに深くかかわります。

良い子宮内膜は炎症や傷がない、子宮筋腫や子宮腺筋症などがない状態が望ましいです。

また、発育の良い成熟卵胞からは良い黄体ホルモンが分泌されます。

経血が薄い、だらだらするなどは貧血傾向にある方の症状に良くみられます。月経血にも気を配りましょう。