受精した胎芽(赤ちゃんのもと)は子宮に着床してから体の基本構造は3~6週間

頭のてっぺんからお尻のさきまでの長さはまだ2.5mmほどしかない時期に出来上がっています。ママになる前から食事や栄養を考えて準備をし、良い血液状態で赤ちゃんにバトンを渡しましょう。

受精卵は3~4日は1日1回の分裂です。1週間以内に子宮の内膜に到達します。直径0.25ミリくらいの細胞の塊で子宮の内膜へもぐりこみます。

子宮は胎芽を飲み込むために膨らみます。子宮は普通は侵入者にたいして白血球を送り始末しようとしますが胎芽には服従するそうです。胎芽の侵入の道すがら母体の小血管に孔を開け血管壁をやぶると、出血した子宮の組織がそれに反応してデンプンを放出します。

これが胎芽の最初の食事になります。その後胎芽は貪欲に栄養を吸収し始め、1日ごとに倍の大きさになり、驚く速さでドラマチックな展開が起きています。

未来の母親が妊娠に気づく前に母体と赤ちゃんの絆はしっかりと築かれます。

参考文献 「こうして生まれる」ソニーマガジンズ