妊娠中期から出産前の安胎薬について
妊娠中期は「つわり」も楽になってくる頃にはすっかり胎盤が完成されてきています。安定期から後半にかけて胎動も感じられ、赤ちゃんも徐々に大きくなっていきます→赤ちゃんのために血液を沢山おくらなくてはならない時期です。漢方薬ではお母さんと赤ちゃんの健康を守るための安胎薬があります。
良く使われる漢方薬は
妊娠前から服用いただいていた当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や、当帰散(とうきさん)、白朮散(びゃくじゅつさん)などが良く用いられております。
赤ちゃんは3㎏くらいまで成長します。それには十分なお身体の材料も必要になります。血虚傾向の方は補助剤も必要になります。
質の良い血液を赤ちゃんにお渡ししたいですね。
甘いものやお菓子を控えていただき、和食中心のバランスの良い食事にしましょう。