にきびは思春期以降に多くみられる毛穴と皮脂腺のトラブルです。

女性の場合は月経前に「にきび」ができやすくなるのは排卵後に黄体ホルモンと一緒に男性ホルモンの分泌も盛んになります。この男性ホルモンの作用では皮脂腺は活発になり、「にきび」が出来やすくなります。妊娠されると出来やすかった「にきび」タイプの方も卵胞ホルモンの働きで皮脂腺の働きを抑えるので出来にくくなります。

 

分類としては

解毒症体質の黄色のにきび:男性に多い、脂肪分の多い食事を好むタイプ

漢方薬では荊芥連翹湯や清上防風湯などの薬方が多い。清熱を目的の補助剤などの併用がおすすめです

紫かかった紅いにきび;オ血や気滞が原因と思われます。

漢方薬ではお血の改善するものやお血と気滞の両方を改善する薬方になります。適度な運動をしてストレスの発散をする。

細かいにきび:血虚タイプの方がおおいです。顔色が悪い、皮膚が乾燥しやすい。にきびは隆起もせずに赤味も少ない。食事では赤味の肉やタンパク質を十分摂りましょう。

食事の注意

動物性、植物性にかかわらず脂肪の多いものは控える

砂糖製品、クッキー、チョコレート、ケーキ類、和菓子は控える

もち米製品も控える

良い腸内環境を作る事がお肌もキレイにします。ミネラル不足が腸内環境の悪化を引き起こします。

ミネラルの多い、濃い緑野菜やキノコ類、海藻類は多めに食べましょう。