薄い子宮内膜の改善は

子宮内膜の厚さは骨盤内の血流不足と血液の材料不足の改善で良くなります。ホルモンバランスの問題だけではない様に思います。貧血と血虚は違います。貧血といわれなくても血虚状態(血液がその場所にない状態)は起きてきます。

子宮内膜に血液が集められない原因の一つには冷えがあります。足が冷えている方は当然お腹も冷えやすいです。まずは冷えの改善をしましょう。

 

漢方薬では有名な当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)、温経湯(ウンケイトウ)、キュウキ調血飲(キュウキチョウケツイン)などがよく使われます。東洋医学で言う「脾ひ」の働きが弱い方は十分な血液を各種臓器におくられないという考え方があります。脾も同時に補う方が良い方もいらっしゃいます。また、ストレスの影響で血流が悪くなっているケースもあります。その場合はストレスを改善しながら子宮の内膜を育てる漢方薬をおすすめします。

血液は100日から120日で代謝します。早めに漢方薬での身体づくりをお奨めします。