4 排卵できない卵胞を改善へ

月経周期の流れを考えてみますと、低温期は卵巣内で原始卵胞から成熟卵胞に育つ時期になります。卵胞が成長するにつれて卵巣内に熱(エネルギー)が発生します。

この熱は排卵と共に卵巣から消えて子宮の方に移動して子宮内膜を成長させていきます。この熱が消えずに卵巣に残る原因は、排卵せずに卵胞が残ってしまう場合や多嚢胞性卵巣などが考えられます。多嚢胞性卵巣の方は成熟卵胞まで育たずに途中過程の卵胞が卵巣の中にネックレス状に沢山残っています。この状態では卵巣の中の熱が消失できません。基礎体温表は高温期のない一相性になります。

卵巣内に熱が溜まると血流が悪化し、そのために次の卵胞の生育環境に影響が及ぼします。卵巣をホルモン剤で刺激されて卵子の数を成育させている場合もこの様な状態は起こり、排卵を促しますので高温期はできますが排卵していても全部が黄体ホルモンに変換されない場合は卵巣内に残卵として残ってしまうケースがあります。

漢方薬で脳からのホルモン指令の調節をし、瘀血(停滞している血液)の改善をすることは妊娠しやすい身体づくりにはかかせません。

タイトルとURLをコピーしました