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漢方ひとくちコラム

14冷えとむくみの改善で妊娠へ

30代の女性妊娠を希望されて1年半が経ち、半年前に流産を経験されて不妊外来にも通院されています。足首から足先にかけての冷えとむくみが不妊の原因ではないかと思い漢方薬での体質改善を希望されてました。普段は立ち仕事が多く、週に1回は夜勤。日頃の生活習慣が妊娠にも作用する事を説明して、出来る範囲で変えていく様にアドバイスしました。冷え性の原因には①血液などの材料の不足(特に女性は鉄分不足の方が多い)②血液を回す力が不足、③オケツが停滞しているなど考えられます。この方の場合、材料を作る場所の強化(東洋医学では脾で血液を造ると考えられています)として脾の働きを増す帰脾湯(きひとう)や血液を回す力として補気薬の補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、ホルモンの働きを司る腎を強化する参茸補血丸(さんじょうほけつがん)を服用して頂きました。3ヶ月経過した頃には漢方薬も2種類に落ち着き、冷えとむくみが気にならない様になってきました。6ヶ月過ぎた頃に妊娠反応が陽性になりました。その後安胎薬に切り替えて継続中です。くるぶしの少し上には三陰交という妊娠に関する「ツボ」があります。冷え性の方は足湯やお灸も補助としてお奨めです。

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